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2025年(令和7年)2月

生長の家広島教区教化部長 橋本 定子

 合掌ありがとうございます。
 会員の皆様には、毎日を明るく元気にお過ごしのことと思います。1月12日(日)には「令和7年度運動方針徹底のための合同会議」が教化部で開催され、大勢の幹部・会員の皆様にご出席いただき、本年度の運動について各組織が共に正しく理解し、地球社会の一員として"新しい文明"の基礎を作るための新規3カ年計画(段階1:2025~2027年)の運動がスタートできましたことを心より感謝申し上げます。日々、神の子の自覚を深め、「神・自然・人間は本来一体」の信仰を生活に実践して、自然と人間が調和する"平和な世界"の実現を目指して明るく、楽しく運動を進めてまいりましょう。
 1月17、18日には府中養心道場で「喜びの日帰り見真会」が開催されました。1日目に体験発表をしてくださった、しまなみ総連のSさんは、生長の家の『日時計日記』が発行されてから、ずーっと(10年以上)毎日、書き続けています。と、にこやかに話してくださいました。その日、その日の喜びや感謝を心に刻み、日時計日記に書き留めて日時計主義の生活を実践してこられ、周りの人にも勧めておられるという、素晴らしい信仰体験でした。神が創られた善一元の世界を心に深く信じて、日々の生活の中で、善きことを思い、言葉に発し、行っていく生活は身・口・意の善行を重ねて善業となり、幸福な人生につながります。新庄さんは素晴らしいお手本を示してくださいました。また、2日目には、松永総連のIさんが、地元で、壮年層を育てるための取り組みとして、若い人に喜んで母親教室に来てもらうにはどうしたら良いか、と考えて、今川さんの日頃の活動を生かして、米粉でお餅を作ったり、年末には稲わらでお正月飾りを作る等、愛を出して、工夫して取り組んでいることを発表してくださいました。私たちの運動には壮年層が喜んで参加してくださることがとても大切です。これからも教区の実状に合わせて、工夫しながら壮年層の育成に楽しく取り組んでいきましょう。
 さて、アメリカ大統領に就任したドナルド・トランプ氏は、就任前から世界に対して〝脅し〟のような発言を続けていましたが、その中でも「グリーンランド買収発言」は地球温暖化が国際紛争を引き起こすという構図を最も分かりやすく示しています。グリーンランドは現在、デンマーク領ですが、それをアメリカが買うというのです。なぜその島に執着しているのか?それは、中国とロシアが北極海を自分たちの影響下に置こうとしているから、国家安全保障上の理由からもその島が必要なのだということです。実際に、今、北極海は地球温暖化の影響を受けて氷がどんどん溶け出していて、夏場には船が通れるようになってきた。すると、これまで存在しなかった北極ルートの航路が生まれる。加えて、開発が進んでいないグリーンランドや北極海は天然資源の宝庫だから、その開発と利用によって経済発展をすることが国益の増進になると考える指導者が同国以外にも現れる。国益至上主義、経済発展至上主義に基づけば、北極海周辺は、ロシアにとっても中国にとっても貿易の拡大に大きなチャンスを与えてくれるから、北極圏を先に押さえておくことが重要な政策になる。アメリカにとってはアラスカ州に加えてグリーンランドもアメリカの一部にしておくのがいい。こうして、新しい領土や権益の獲得、周辺国の実質的併合などが起こると、世界は第二次世界大戦後に積み上げてきた「法による支配」の秩序が崩れ、二十世紀初めの「力による支配」の時代に逆戻りすることになり、国家間の信頼関係が弱まる。トランプ氏が世界最大国の指導者になったことで、温暖化により変動しつつある地球の気候と環境が、国家間の紛争につながる確立が上がったといえるのです。人類は国益至上主義、経済発展至上主義から遠ざかり、国家間の信頼関係を深めて、人と自然との共存のためにライフスタイルの転換へと大きく舵を切る時期に来ています。今、方向転換しなければ、地球温暖化が益々進んでいくでしょう。私たちは未来世代に"負の遺産"を残さないよう、"他から奪わない"生活を力強く進めていきましょう。再拝

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